僭越ながら申し上げますと、あれは…幼女の皮を被った化け物です!!
幼女の要素が必要のなかったんじゃないかと思われる1期だった…。
幼女戦記は、タイトルで一部アニメ読者を排除している。そんな気がする。
幼女戦記はいわゆるなろう系。
僕はなろう系は嫌いではない。
「Re:ゼロから始める異世界生活」
「この素晴らしい世界に祝福を!」
「転生したらスライムだった件」
「転生して田舎でスローライフをおくりたい」
などなど。少しばかり読んでいる。なろう系はとても面白い。リゼロのアニメを見たあと、リゼロのあるキャラを「最高だ」って思った後に、小説でアニメでは描かれていない先を読むと、作者様の性格の良さに思わず爆笑してしまう。そこで絶望に突き落とすのかと…。アニメの2期でかなりの視聴者が絶望するのを想像すると僕はもう笑顔になるのが止まらない。
話しを戻そう。しかしだ。昨今のアニメはとにかく「なろう系」からアニメ化するパターンが多い。「またなろう系*1か。異世界などでハーレムになることが多いで美少女が無双したり、なんかハーレムになる感じかぁ。幼女が前面に出てくるし今回は外しかなと」と思っていた。食わず嫌いしていたのだ。
見てみるとその印象はガラリと変わる。アニメの第一話を見ると「あれ?これは本当になろう系なのか?」「異世界転生してなくね??」と思うが、話が進んでいくと確かに異世界もの!!ではあるが…。異世界の並みの人たちより多少強い特殊能力も備えているが…。確かに俺Tueeeeeeはしている。が…。
にやりと不敵に笑う幼女。顔芸とも見て取れる変化。無駄に渋いが有能なのか無能なのかわからないおっさんのたばこを吸って重要な会議している風な風景。その感じから醸し出される重そうな雰囲気。そこで下された任務を忠実に遂行し、自分のルールを曲げず。自分の思い描いた・・・平和に暮らしたい願いは、存在エックスという不確かなもののお導きか。レールから外される。
そんな外れたレールでも、自信の平穏に暮らして、存在エックスを否定するという信念をもとに戦う。戦いに入ったら、合理的に理知的に軍部のルールに従いしっかり戦果を挙げる。エンディングとオープニングもカッコいい。アニメーターさんたちの手抜きが感じられない。
これはこの作品は、主人公が幼女でなく、男でもおっさんおばさんでも面白くなっただろう。
アニメを見終えたので、小説版に入ってみようと思う。
二期もとても楽しみ。
現在(2019/4-9)時点で、AmazonPrimeビデオでみれるので、AmazonPrimeに入ってる人は是非とも見てほしい
*1:小説家になろうhttps://syosetu.com/ だいたいのものが異世界に転生したり、異世界に飛んだり、特殊な能力を身に着けて無双する。